新潟工業高校3年生を招き土木技術研修会、施工現場見学会も実施―㈱帆苅組 2017/10/28 建設企業・団体


 ㈱帆苅組(本社阿賀野市、帆苅信雄代表取締役)は10月26日、将来の建設業界を担う県立新潟工業高校土木科の3年生40名に向けて土木技術研修会および現場見学会を開催した。

 

 この取組みは、土木工事の役割や建設業の魅力を伝えることで、将来の進路選択に役立ててもらうとともに、業界で課題となっている担い手の確保・育成につなげようと実施したもの。

 

 新潟市の新潟テルサで行われた土木技術研修会では、同社の帆苅浩三常務取締役が「土質改良の必要性および建設発生土の合理的改良技術」と「舗装技術の推移について」―の2題について講義した。このうち、土質改良の必要性―では、同社が採用しているESR工法(Made ㏌ 新潟ゴールド技術)の特性を解説。さらに、舗装技術の推移―では同氏が責任者となって開発した排水性舗装や近年普及が進むコンクリート舗装や施工方法等を説明したほか、現場の施工事例として東京都における『銀座ワンナイトリフレッシュ工事』のようすを紹介した。

 

 講義の最後に帆苅常務は、「土木構造物は空気のようなもので一旦途絶えたら市民生活は崩壊する」と指摘。その上で、「安全・安心な社会の維持・向上のため土木技術の必要性はますます高まっている」と強調し、「これまで学んできた土木技術に誇りをもって社会に出てほしい」と生徒らにエールを送った。

 

 研修会後には、同社施工の「新光町やすらぎ堤その5工事」の現場見学会を北陸地方整備局信濃川下流河川事務所の協力のもと実施した。現場では、液状化対策として採用したSAVEコンポーザー工法などを紹介した。

 

 卒業後に県内の土木関連企業に就職が決まった生徒からは、「舗装技術に関する講義は将来に向けてとても役に立った」との声が聞かれ、有意義な研修会となっていた。